「おかいさん」とは、南河内や奈良県、和歌山県の一部で食べられている郷土料理で、いわゆる「茶粥」です。 大きめの鍋に水とほうじ茶（ティーバッグ）で煮だし、軽く洗った米を入れて炊いたおかゆです..

「エンヤコラセ〜、ドッコイセ」 南河内地域の夏の夜は、どこからともなく河内音頭独特のリズムと唄が聞こえてきます。 浴衣を着て盆踊りに出かけるのが、各地域の夏の恒例です。 屋台や出店..

大阪弁の中でも、河内地域で使われている言葉を「河内弁」といいます。 河内弁も地域により様々で、富田林市で使われている言葉であっても、寺内町のような町育ちや田舎育ちでも言葉がちがうといわれて..

明治３６年（１９０３）の秋に、与謝野鉄幹が主宰する『新詩社』の社友となり、「石上露子（いそのかみつゆこ）」のペンネームで『明星』にデビューしたのが、富田林寺内町の旧家である杉山家の長女タカで..

「夫婦善哉」などの作品で昭和２０年前後の文壇に活躍し、織田作（おださく）の名で大阪を代表する作家として親しまれた織田作之助は、その一時期を富田林で過ごしました。 親代わりのように作之助..

日本三大不動のひとつである「瀧谷不動尊」では、毎月２８日を御本尊瀧谷不動明王のご縁日としています。 毎月２８日には、いつもは自動車が通る滝谷不動尊から近鉄長野線滝谷不動駅までの約１キロの参..

だんじり祭りは泉州・泉南だけではありません。 富田林を含む南河内地域では１０月の第２週目・第３週目に分けて開催されています。 富田林市内で約３０台、南河内地域全体を含めると約６０台のだん..

富田林市のすばるホール内には、大規模なプラネタリウムを有しています。 富田林市のプラネタリウムは、直径20メートルのドームと200席のキャパです。 この規模は、全国でも有数、大阪で2番目..

推古天皇の摂政として、十七条憲法や冠位十二階の制定、遣隋使の派遣などの進んだ政治制度や文化を取り入れた聖徳太子は、生前この地を訪れ太子町にある叡福寺の北に、自らの墓をつくったといわれています..

富田林市の南東部に位置する龍泉寺には、高さ40cmほどの木造聖徳太子立像があります。 これは聖徳太子が2歳の時に東へ手を合わし、「南無仏」と唱えた姿を模した像といわれています。 この像の..